トップウォーターオリジナル





広いゲープがカジキの堅いビルを貫通



トップウォータータックルズのカスタムマリーンフックはフックはピーターパクラが考案したDHXフックをもとにしてアサヒ針に製作依頼しているオリジナルフックです。


パクラフック同様広いゲープでカジキの堅いビルを貫通するよう針先はオールハンドメイドで研いでおり、素材も高強度ステンレス鋼を使用しています。


DHXフックはカジキのビルを貫通する目的で開発されたフックで、針先が鋭くするため針先のくちばしを長くして貫通力を高めるようにしています。しかしこの仕様では針先が甘くなり、ユーザーがご自分で針先のメンテナンスを行わなければなりませんが,この習慣は日本にはなく、針先が甘くなると針の形状に問題があると思われがちになります。
またこのフックのステンレス鋼の材質が最高品質ではないため針が曲がることがあります。これらを改善できないものかということでアサヒ針に依頼し制作したのがこのオリジナルフックです。


このフックはテストでは1トンの鉄材を吊り下げても折れず、曲がりはしたものの鉄材を外すとフックが元に戻ります。これはこのフックの焼き入れが完璧にできている証拠です。実際に2018年JIBT串本大会Tでの362kgのクロカワカジキランディングで、362kgのカジキと4時間以上のファイトにも曲がることなく耐えています。



左がパクラDHXフック、右がトップウォーターカスタムマリーンフックです。
針先のくちばしの形状が少し違います、当店オリジナルの方が少しくちばしが短くなっています、この少しの差で針先の強度が高まるためです。

普通のフックに比べフトコロ(GAPE)が広くなっていますが、これはフトコロの広さはビルの径に合わせているためで、ビルに掛けるこのフックの特徴です。そのためこのフックのサイズの選び方はターゲットとするカジキのビルの径と考えてお選びください。




左がトップウォータカスタムマリーンフック(当店オリジナル)、右がアサヒ針のツナフックです。(サイズは11/0)

大きな違いは、フトコロの部分のふくらみでマリーンフックはハリ先が軸より内向きに入っています。そしてペンドと呼ばれる腰曲げの部分は深くなっています。
一見見るとツナフックのフトコロのサイズが広いように思いますが、幅はマリーンフックの方が広くなっています。
これはカジキのビルを貫通することを考えてこのフトコロの形状にしています。

ツナフックの方は針先を軸に平行にして腰曲げと先曲げを同じ曲げ角度になっています。

トローリングでは、ビルではなく口にフッキングすることを考え、針先を垂直にすることにより力を逃さずにより強いフックアップを考えたためです。




何度もテストを繰り返し導き出したこの形状はピーターパクラの理論と独自の視点から考案したカジキ専用のオリジナルフックです。
サイズは9/0、10/0、11/0、12/0の4サイズございます。






9/0、10/0、11/0、12/0 4サイズあります。





2018年JIBT串本大会Tでの362kgのクロカワカジキランディングで4時間以上のファイトにも曲がることなく耐えています。




完全にカジキのビルに突き刺さって抜けません。

表示方法: 写真のみ一覧説明付き一覧

8