高密度EVAフォームにポリウレア塗装仕上、長寿命フェンダー
船級協会は、船舶の安全性・安定性・環境への影響について基準を定め、船舶の船体や機関などを定期的に検査し、公式に認証する機関です。船級協会による認証を受けることで、船舶が基準を満たしていることが保証され、信頼性が高まります。船級協会には、世界中に複数の組織があり、アメリカ船級協会(ABS)、フランス ビューロー・べリタス(Bureau Veritas)、ノルウェー GL船級協会 (GL)などが代表的な組織です。当店のEVAフォーム式フェンダー、空気式ラバーフェンダー共に船級協会の認証を受けることができる基準を満たし、性能が証明されているフェンダーです。
防舷材(ぼうげんざい)とは、船舶や海上施設などで使用される防護材料です。水面に設置しておけば、水面とともに上下するため接岸箇所での事故を防ぐことができます。船舶の舷側(船体の側面)や桟橋などの構造物が波浪や衝突などから損傷を受けないようにするために使用されるため、接触時の衝撃を最大限吸収する高い弾力性を持ち、過酷な環境に耐えうる素材でなければいけません。
防舷材の種類として、ゴム、プラスチック、フォーム素材(発泡体)、特殊な繊維製品などから作られた様々なタイプがあります。いずれも防舷材は摩擦や擦過にも強い特性を持っていることが一般的です。
摩耗や引き裂きに強いポリウレア塗装による外面層と両端部分の補強構造により、浮体構造物の最大の弱点である係留方式をシンプルな構造の両端吊り方式にした耐久性に優れた一点式のフォームフェンダーです。
ポリウレアとは、イソシアネートとポリアミンの化学反応で生成されるウレア結合を基本とした樹脂化合物です。防水性・耐薬品性・耐摩耗性・耐熱性・防食性に非常に高い能力を発揮する、様々な用途で対象物の強度を劇的に高めるライニング材です。数秒から数分で硬化する速乾性があり、グレードによっては400%以上の伸長率を誇り、その柔軟性がもたらす強度は軍事施設の防爆対策としても使用されるほどのライニング材、それが「ポリウレア」です。
大型船舶向け防舷材の設置を日本各地にて行っております。福島県○社様へ納品した5,000トンの石油タンカーが接岸して陸上タンクに補充するためのフォーム式大型防舷材は1500×3000mmで、設置にあたり海上保安庁の認可を得て製造をおこないました。このような大型船舶用のフェンダーは船のタイプ、総トン数、などから反力、吸収エネルギーをリクエストしていただきお客様のご希望により製造をいたします。アジアを中心に世界中の港や港湾関係などで使用実績がある提携工場では大型の試験機を備え、船級認証もご用意可能です。
空気式防舷材は、空気の圧縮弾性を利用しているため、軽量で水に浮き、取り扱いが簡単な形式の防舷材で、V型などのソリッドタイプの防舷材とは異なり、空気の圧縮弾性を利用して船体や岸壁を損傷させにくい低反力でありながら、高い吸収エネルギーを持つ防舷材です。この防舷材は、船舶同士の洋上接舷をはじめ、岸壁やドルフィンなどの接舷用としても60年以上にわたって広範囲に採用されています。 耐用年数はEVAフォーム式防舷材と同様でありながら低価格でのご提供が可能です。空気式ラバーフェンダーの価格は他社フォーム式フェンダーの半分ほどであり、高品質でありながら低価格を実現したコストパフォーマンスの高い商品です。
空気式防舷材は、内側からゴムシート層、ラバーコーティングナイロン層、そして外側のゴムシート層で構成されています。そのため、繰り返し使用可能でコストと時間を節約できます。さらに、この3層構造によって気密性が大幅に向上し、強い衝撃にも耐えうる耐久性を備えています。
当社の空気式防舷材はオプションとして、チェーンネットにタイヤとゴムスリーブを取り付けた保護ネットを装着することができます。この保護ネットにより、防舷材本体の保護機能を高めることができ、更に強度を増すことができます。 また、ご利用環境に応じた様々なサイズに対応できます。設置場所にあわせてカスタムオーダーで別途承ります。
船舶の安全性・安定性・環境への影響について基準を満たす船級認証が取得可能な防舷材
船級協会は、船舶の安全性・安定性・環境への影響について基準を定め、船舶の船体や機関などを定期的に検査し、公式に認証する機関です。
船級協会による認証を受けることで、船舶が基準を満たしていることが保証され、信頼性が高まります。
船級協会には、世界中に複数の組織があり、アメリカ船級協会(ABS)、フランス ビューロー・べリタス(Bureau Veritas)、ノルウェー GL船級協会 (GL)などが代表的な組織です。
当店のEVAフォーム式フェンダー、空気式ラバーフェンダー共に船級協会の認証を受けることができる基準を満たし、性能が証明されているフェンダーです。
接触時の衝撃を最大限吸収する高い弾力性の防舷材・EVAフォーム式フェンダー
■防舷材の重要な要素
防舷材(ぼうげんざい)とは、船舶や海上施設などで使用される防護材料です。水面に設置しておけば、水面とともに上下するため接岸箇所での事故を防ぐことができます。
船舶の舷側(船体の側面)や桟橋などの構造物が波浪や衝突などから損傷を受けないようにするために使用されるため、接触時の衝撃を最大限吸収する高い弾力性を持ち、過酷な環境に耐えうる素材でなければいけません。
防舷材の種類として、ゴム、プラスチック、フォーム素材(発泡体)、特殊な繊維製品などから作られた様々なタイプがあります。いずれも防舷材は摩擦や擦過にも強い特性を持っていることが一般的です。
■内圧調整が不要なのでメンテナンスが簡単なEVAフォーム式フェンダー
大型船舶用防舷材の中でもフォーム式防舷材は発泡材入りフェンダーとも呼ばれています。当店のフォーム式フェンダーはEVA(Ethylene-vinyl acetate)フォームを芯材に使用しているため、芯材の素材としても耐用年数の高い品質を誇っており、軽くて弾力性のある性質は環境に優しく、接触時の衝撃を最大限吸収する高い弾力性が特徴です。
摩耗や引き裂きに強いポリウレア塗装による外面層と両端部分の補強構造により、浮体構造物の最大の弱点である係留方式をシンプルな構造の両端吊り方式にした耐久性に優れた一点式のフォームフェンダーです。
独立気泡で脱水性があるため、破損しても沈むことはなく、フェンダーの外側はスプレー式ポリウレアでコーティングされており、浸水防止と劣化防止効果があるため、防舷材の寿命が延び、コストが抑えられます。加えて、発泡材は柔軟性があるので低温下でもひび割れしにくい構造となっているので、発泡式防舷材は港湾、オフショア、船舶の接岸用として広く使用されています。
破損の危険性も低く、長期設置を前提とした防舷材としては一番のおすすめになります。
フォーム式防舷材の特長
防水性・耐薬品性・耐摩耗性・耐熱性・防食性に高い能力を発揮する低温でも耐久性を維持するスプレーポリウレアコーティング
●空気式と異なり、内圧調整が不要なのでメンテナンスが容易。
●設置後のメンテナンス、オペレーション費用を必要としません。
●本船などの鋼鉄船からFRP製大型ボートまで対応。
●発泡材は柔軟性があり、低温下でもひび割れしにくい構造。
●独立気泡で脱水性があるため、破損しても沈むことはありません。
●さらにポリウレアコーティングが浸水防止と劣化防止効果を付加。
●多種のサイズおよび形があり、カスタマイズに対応できます。
ポリウレアとは、イソシアネートとポリアミンの化学反応で生成されるウレア結合を基本とした樹脂化合物です。
防水性・耐薬品性・耐摩耗性・耐熱性・防食性に非常に高い能力を発揮する、様々な用途で対象物の強度を劇的に
高めるライニング材です。
数秒から数分で硬化する速乾性があり、グレードによっては400%以上の伸長率を誇り、その柔軟性がもたらす強度は
軍事施設の防爆対策としても使用されるほどのライニング材、それが「ポリウレア」です。
フォーム式防舷材の性能
EVAフォームの上にナイロン補強層を独自技術にて貼り付け、さらに外側をポリウレアでコーティングしています。
使用しているポリウレアは防爆性の高い特殊塗料として開発したもので、ホワイトハウスの外壁などでも使用されているほど。
また、最高品質のものを使用し、空気式のラバーフェンダーと比較しても船に色が付きません。
下記の既定サイズのみ店頭在庫分より即時配送できます。
サイズ・色などの変更はカスタムオーダーで別途承ります。
【スペック】
■EVAフォーム式フェンダー センターアイ (ロープをフェンダー内に貫通させて使用するセンターアイ型)
(mm)
(kg/m³)
(kNm)
■EVAフォーム式フェンダー ツインアイ Uリングタイプ(ロープをリングに取り付けて設置するタイプ)
(mm)
(kg)
(mm)
(kg/m³)
(kNm)
(kN)
(mm)
(mm)
(mm)
(kg)
ツインアイ
ツインアイ
ツインアイ
■EVAフォーム式フェンダー ツインアイ プルリングタイプ(ロープをリングに取り付けて設置するタイプ)
ツインアイ
プルリングタイプ
オプションでカスタム仕様に変更が可能
既定品以外のサイズ・色・ポリウレアの厚みなどの変更はカスタムオーダーで別途承ります。
オプションとして、シャックル+スイベルや保護ネット、チェーンの装着なども可能です。
取り付け用のロープは別売りですのでご希望の場合はあわせてご用意いたします。
素材は当社指定のものからの選択制になります。
※複数個のご注文でもフェンダーごとに輸送可能です。
【EVAフォーム式フェンダー本体のカスタム可能仕様】
※1…サイズは設置場所へ輸送可能な最大サイズまでとさせていただきます。
大型タンカーへの設置
大型船舶向け防舷材の設置を日本各地にて行っております。
福島県○社様へ納品した5,000トンの石油タンカーが接岸して陸上タンクに補充するためのフォーム式大型防舷材は1500×3000mmで、設置にあたり海上保安庁の認可を得て製造をおこないました。
このような大型船舶用のフェンダーは船のタイプ、総トン数、などから反力、吸収エネルギーをリクエストしていただきお客様のご希望により製造をいたします。アジアを中心に世界中の港や港湾関係などで使用実績がある提携工場では大型の試験機を備え、船級認証もご用意可能です。
エアー充填の防舷材 空気式ラバーフェンダー
空気の弾性を利用し低反力でありながら、高い吸収エネルギーを持つ防舷材
空気式防舷材は、空気の圧縮弾性を利用しているため、軽量で水に浮き、取り扱いが簡単な形式の防舷材で、V型などのソリッドタイプの防舷材とは異なり、空気の圧縮弾性を利用して船体や岸壁を損傷させにくい低反力でありながら、高い吸収エネルギーを持つ防舷材です。
この防舷材は、船舶同士の洋上接舷をはじめ、岸壁やドルフィンなどの接舷用としても60年以上にわたって広範囲に採用されています。
耐用年数はEVAフォーム式防舷材と同様でありながら低価格でのご提供が可能です。空気式ラバーフェンダーの価格は他社フォーム式フェンダーの半分ほどであり、高品質でありながら低価格を実現したコストパフォーマンスの高い商品です。
空気式ラバーフェンダーのタイプ・構造
空気式防舷材は、内側からゴムシート層、ラバーコーティングナイロン層、そして外側のゴムシート層で構成されています。
そのため、繰り返し使用可能でコストと時間を節約できます。さらに、この3層構造によって気密性が大幅に向上し、強い衝撃にも耐えうる耐久性を備えています。
オプションでカスタム仕様に変更が可能
当社の空気式防舷材はオプションとして、チェーンネットにタイヤとゴムスリーブを取り付けた保護ネットを装着することができます。この保護ネットにより、防舷材本体の保護機能を高めることができ、更に強度を増すことができます。
また、ご利用環境に応じた様々なサイズに対応できます。設置場所にあわせてカスタムオーダーで別途承ります。
スペック
下記の既定サイズのみ店頭在庫分より即時配送できます。
サイズの変更やオプションの追加はカスタムオーダーで別途承ります。
ブラック
※エアーコントロールはバルブ式でエアーの充填、調整ができます。
EVAフォーム式・空気式ともにオプションでカスタム仕様に変更が可能
【カスタムオーダーのご案内】
当社の大型船舶用防舷材は、提携工場で製造しており、様々なサイズに対応することができ、お客様の利用環境に応じて適切なサイズを選定することが可能です。
船舶のスペックに合わせたカスタマイズで、船舶の排水量や接岸速度等のパラメータから有効接岸エネルギーを算出、要求されるエネルギー吸収力を満たす製品をオーダーベースでご注文していただけます。
サイズや色、オプション等をご指定いただいた後、ご注文品を製造いたします。
受注生産商品となりますので下記よりお問い合わせください。
通常、直径が1〜3mの製品については、生産開始後1〜3ヶ月程度で納品可能です。ただし、直径が3m以上の場合については、納期は要相談となりますのでご了承ください。サイズは設置場所へ輸送可能な最大サイズまでとさせていただきます。