船舶の揺れを最大95%まで減少させ、乗船の快適性を大幅に向上
低価格・軽量化を実現化したオリジナル船舶用ジャイロスタビライザー《Zジャイロ》
コマの回転力(ジャイロトルク)を船舶の横揺れと反対方向に働かすことで揺れを抑える効果を生むシステムで、
球体内部が真空化するため最大3倍の速度で回転し、消費電力を抑え、軽量化を実現した減揺装置です。
このシステムにより、停船時やゲームフィッシング時の横揺れを軽減し、ボートライフをより快適に楽しむことができます。
当社がOEMで生産を委託して完成したトップウォーターオリジナル・ジャイロスタビライザーです。
■複数の特許認可を取得した電気機械一体型構造
このジャイロには油圧のアームがなく、回転軸を電気による機械式で稼働させる油圧部品を必要としない電気制御のシステムです。
油圧システムのアーム、シリンダーなどがなくシンプルな構造となり、油圧オイル交換、油圧オイル漏れやシリンダー破損がないため故障を最小限に抑え、メンテナンスが簡単でコスト削減につながります。
油圧部品を必要としない電気制御のシステムなので従来より圧倒的に扱いやすく、堅牢性と耐久性に優れています。
また、船室や海水を汚染せず環境に優しい設計です。
↓配線が少ないすっきりとしたシステム構造なので、コンパクトで小型艇にも設置できます。
特に50フィートクラス以上に取り付ける大型サイズはフライホイールが重くなり300キロを超えます。
そのため、油圧システムやフライホイールの軸のベアリングの負担がかかり、ヘビーユーザーの方の場合は2,000時間でオーバーホールする必要になる場合があります。
高回転油圧ジャイロは故障やメンテナンス費用の負担が大きな欠点でしたが、油圧システムの変更を提案し電気機械式制御システムへの切り替えに成功しました。
このシステムは、高回転で真空フライホイール式のジャイロでは画期的で、複数の特許認可も取得しています。
■速度に影響されない優れた安定化性能
ボートの揺れを検知し適正的に作動するので、予測できないランダムな波の中でも効率よく駆動するので優れた安定性が確保され、ボートの横揺れを抑えます。
セルフチューニング制御方式採用により、海上のあらゆる状況において減揺を可能にします。
■コントロールパネル
コントロールパネルはタッチ式。液晶パネルでボタンを押すだけで自動でデバイスの起動と停止が簡単に行えます。
ロックの制御、機器の状態を監視し船のロール状態をリアルタイムに表示します。
【スペック】
表示領域サイズ…5インチ
開口サイズ…152×97mm
設置の深さ…30mm
★ジャイロスタビライザーの30フィート未満(排水量5トン未満)に搭載可能なモデルもご用意
航行の際の横揺れが心配でジャイロスタビライザーを装着したくなりますが、小型艇なので小さなセンターコンソーラーのデッキ下にはジャイロを入れるスペースがないなどで、設置をあきらめていませんか。
当店のジャイロスタビライザーはコンパクトなので、小さい船だし…とお悩み方におススメします!
★設置方法など詳しくはお問い合わせください。
※当店にて在庫のある場合は即時納品をお手配いたします。
※納品後、設置までをご希望の場合は、お問い合わせの際にお申し出ください。
専門の業者をお手配させていただきますので設置まで最長4か月程度を目安にご検討ください。
このジャイロの特徴は小さいだけでなく、重量バランスが可能であれば船の大体の場所に設置可能で、減揺効果は抜群です。
遊漁船でも揺れが軽減できれば、快適に使用できること間違いなしです!
★スモールボートに搭載可能なモデルのご案内
従来の油圧式制御モデルで、よりコンパクトなスペースに設置できる《JW1HP(ジェイダブルワンハイパワー)》。
商品のサイズは、450㎜×450㎜×470㎜と小さい箱型のため、デッキ上に設置したり艇内部への格納も可能です。
設置場所でお悩みの場合は、こちらのモデルもおススメします!!
スペックやシステムの構造、液晶パネルのデザイン等は、Zジャイロシリーズとは異なりますのでご注意ください。
■設置例のご案内 《SS54にZJ2を取り付け》
設置場所はアフトデッキのキャビンの入り口前にZJ2を設置しました。
アフトデッキも広いスペースで、漁業用巻き網機とジャンボ仕掛け用ポールを装着しています。
多くの航海計器と一緒に液晶パネルを設置しています。
ZJ2は対応サイズは長さ13mまで9トン以下で、このSS54は本来であればワンランク上のZJ2.5が良いのですが(長さ<12m<12トン)インバーターで稼働したい、重量を軽くしたい(198kg)というご希望で艇にローリングチョッパーを装着し、ジャイロへの負担を減らすようにしてZJ2を設置しています。これにより揺減率は70パーセント程度ですが効き目ははっきりと体感できます。
■設置例のご案内 《ヤマハYFR27にJW-1HPを取り付け》
この艇の場合は、設置スペースの関係でアフトデッキ後方の中央に取り付けました。それでも両サイドのハッチは開放可能です。
デッキ上に設置したので特注カバーを製作して見た目も違和感なく仕上げています。
ジャイロの自重は170kg程度のためアフトデッキに取り付けても問題ありません。50cm四方のスペースがあれば設置できるので小型艇にはおすすめモデルです。